No.34

第三話

メインストーリー第一章

第三話

桜雅街中央公園
羽佐間「綺麗だろ」

押坂「そうですね~。仕事中じゃなきゃずっと眺めていたいくらい」

羽佐間「春だけじゃなく、こうして一年中桜が見れるのは桜雅街だけなんだって」
羽佐間「ま、その代わり季節感薄れるかもしんないけど」


押坂(一年中ってなると不思議な感じがするな……)

羽佐間「でも、この桜のせいかなにか知らねえけど」
羽佐間「不気味な事件もあるっちゃあるんだよな」


押坂「私みたいに桜に見とれて……ではないですよね」

◇◇◇

羽佐間「よ、押坂」
羽佐間「惨状は見ての通りだな~……、魔力とか異能力が検知されなかったから俺たちを呼び出したらしいけど、正直ヒーロー課案件だと思うぜ」


押坂「ヒーロー課って?」

羽佐間「警視庁刑事異能力部ヒーロー課」
羽佐間「通称ヒーロー課だ、魔力とか異能力とか、そういう案件を請け負うとこ」
羽佐間「異能力持ちとか、天使とか悪魔とかはヒーロー課に行くらしいけど」
羽佐間「ヒーロー課になるのも特殊な能力が必要らしいぜ、無能力者だからといってヒーロー課になれないわけでもないし、異能力持ちだからといってヒーロー課になれるわけでもない」

羽佐間「俺は無能力者だから、詳しいことはわかんねえけどな」


押坂「そうなんですね……。教えて下さってありがとうございます」
押坂(ヒーロー課かぁ。今後捜査で協力することがあるかもしれないな)

羽佐間:好感度🎲5+2=7up

◇◇◇

相馬「あ、押坂さん!さっきぶりです!」
相馬「運転手さん、無事でよかったですよね……。怪我人もいなくて本当によかったです」


押坂「ほんとう、不幸中の幸いでしたね」

相馬「こんなヘンなことが起こったのに、魔力や異能力は検知されなかったらしいんですよね」

相馬「車の故障……とかでしょうか?」


押坂「どうかなぁ。私の知っている限り、そんな故障は聞いたことありませんけど……」

相馬「う~ん……ダメだ~、全然わかんないかも……」

相馬:好感度🎲5+2=7up

◇◇◇

田知花「…………」

押坂(随分考え込んでるみたい)
押坂(……そっとしておいた方がいいかな?)

田知花「……、ああ」
田知花「あんたが相馬が話してた四方田の居候ですかぁ?」
田知花「頼りなさそうなヤツですねぇ、四方田も見る目がねぇな」


押坂(なるほど、こういう感じの人か~)
押坂(私はいいけど、四方田さんのことは悪く言わないでほしい……)
押坂「えっと、何か気になったことでも?」

田知花「はぁ?なんですかぁ?探偵みてぇなことして」
田知花「……まぁ、そうだな」

田知花「魔力や異能力じゃなかったとしたら、他の力が動いているような気配するな」
田知花「どんな力だと言われたらわかんねぇが、そもそも異能力やら魔力やらがあるほうがおかしいんだ」


押坂「まぁ、そうかもしれませんが……」

田知花「……これでいいですかぁ?俺は忙しいんでね、他に話を聞いてください」

押坂「あっ、はい! ありがとうございました」

田知花:好感度🎲6+2=8up

◇◇◇

四方田「よう、捜査のほうは順調かい」

押坂「! 四方田さん」
押坂「……四方田さんはこの事故、どうお考えですか?」

四方田「そうだな……」
四方田「他の連中がどういう見解を示したかは知らないが、ただの事故じゃないだろうな」

四方田「桜雅街の桜周辺は奇妙な事件が昔から起きやすいんだ」
四方田「ポルターガイスト、こういった事故、……神隠し」

四方田「未解決に終わった事件もそれなりにある、ここは曰く付きなんだ」


押坂「曰く付き……」

四方田「……俺がこういった都市伝説を話すのは、変だと思うか?」

押坂「いえ! 私はまだここに来て日も浅いので、貴重なお話ありがとうございます」

四方田「この世界の理のほうが変だからな、現実主義は今や幻想主義に等しいだろうよ」


第四話に続く

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